電子玩具ペットたまごっち

風鈴（アナログ）の良さを改めて実感
微風を感知して、涼しげな音を奏でる装置で、いわば電子風鈴と呼べるものでしょう。予め録音されている数秒ほどの音を風圧センサーによって再生する仕掛けですが、音色を５種類の中から選択でき、また連続再生するようにも設定できます。 ノンデザインがデザイン・コンセプトの白い立方体は、どんなスタイルにも溶け込んで置く場所を選ばず、部屋のモダンなインテリアとしてさりげなく、あるいは隠れたところに目立たないよう設置して音だけを楽しむといった、どちらの使い方にも合致します。 一方本物の風鈴は上からぶら下げなくてはならず、軒下や鴨居といった吊るす場所のない洋風住宅では、確かに設置場所に困るという難点があります。さらに風鈴のデザインとして、どうやってもレトロな和物としての存在を主張してしまい、たとえ設置場所を見つけてもインテリアに馴染まないという重大な問題もあります。 そこで蒸し暑い日本の夏の涼を演出する、風鈴に代わるアイテムとして、この商品が開発されたのでしょう。 とはいえ、本来風というのは、その強さや向きや角度や周期といった要素が時々刻々と無限に変化しているもので、風鈴はそういった吹く風の特徴を巧みに写し取り、風そのものを音に変換するといえる装置でした。また、その透き通った自然な音は、豊かな音色の楽器そのものであり、人間が感じる涼を無限に増幅する装置となっていました。しかも、そんな無限の組合せを、本体と錘と短冊とそれらを結ぶ紐というたった４つの部品で奏でていることに、改めて気付いて驚かされます。 この商品の大きさと重さの大半は単三電池３本のもので、大した構造でないにしろ風鈴以上の部品や工程によって構成されているはず。にも関わらず、風の特徴に関係なく単調にただリピートするだけの低質音の味気なさに、図らずもアナログが醸し出す風情には到底及びもしないことを思い知らせてくれるデジタル家電でした。
同じサンプリング音の繰り返し（怒）
風鈴２種、せせらぎ１種、水琴窟２種の計５種類の音を備えているのだが、同じサンプリング音の繰り返しで、１分も聴いているうちにイライラしてきて、結局無駄な買い物になってしまった。様々なサンプリング音をランダムに再生するという工夫を開発者は思いつかなかったのだろうか。
期待以上！
風鈴が好きなのに、諸般の事情で使えない（マンション住まいで、強風の際死ぬほどなっちゃったらお隣に迷惑かと…）というわたしのような人には「待ってました」のアイテム。
日経新聞で紹介していた「ゆらぎ」の話は分からないけれど、
クーラーをきかせていても楽しめるわけだし、水琴窟の音が意外と心地よくて、期待以上でした。
わたしは、音が「かすかにきこえる」程度が好み。ゆえに、おき場所、自分との距離をいろいろ試してみて、ベストポジションを見つけました。
教育的価値はよくわからないので星1つ。耐久性もこれから見守らないとわからないので、未知数ということでなかをとって3つ。でも、楽しさは星5つです！
やや不満
日経新聞に掲載されていたので買ってみましたが、単調な音の繰り返しは拷問に近いです。
風鈴（２種類）、川と水（１種類）、水琴窟（２種類）と
全部で５種類ありますが、その全てが４，５秒程度の音を永遠にリピート再生するという感じです。

これから買う人は、私の二の舞にならないよう気をつけましょう。
パソコンのフリーソフトにも風鈴や水琴窟の音色を奏でるものがありますが、
この製品より音色が良かったような気がします。
（気になった方はご自分で探してみてください）
結論・・・やっぱり本物の風鈴がいいですね（おいおい・・・）
触ってみて・・・
＜良い点＞
・シンプルで良い。
・音色はまあまあリアル（音質はＡＭ放送ぐらい）

＜残念＞
・ケースが安っぽい。
・音色にバリエーションが欲しい。
（毎回同じ音が鳴るので、１音色に様々なバリエーションが欲しい。）
・電池を覆うフタがネジで止めるようになっているため、電池交換にドライバーがいる。